衛生要因と動機付け要因

当社では、中小企業の経営者を支援するため様々な経験からお役に立てる情報を発信していきたいと思います。現在の法律や常識からズレることもあるかもしれませんが、当時の私が行ったことを参考に発信していきます。
質問やご意見がある際は、是非お問い合わせからコメントをお願いします。

会社にとって、採用というのは非常に重要な要素です。
近年、人手不足による倒産というのも大きな問題となっています。
ちなみに、帝国データバンクの調査によると、2019年に発生した人手不足倒産に関する動向調査結果、期間中の人手不足倒産件数は185件。前年比20.9%増となり、4年連続で過去最多を更新します。

その一方で、今回のコロナ禍で採用活動に大きな変化が起きています。

実は、私のところにも知人やヘッドハンターなどから転職する気はないかという連絡をいくつかいただいたのです。

どういうことかというと、今回のコロナの影響で優秀な人材の確保ができるのではないかと考え、採用活動を積極的に行っている企業が増えているということなんです。

と言っても、求職者もどの企業でも良いというわけではありません。

そこで、大企業と中小企業の戦略が変わってくるのです。

やらなくてはいけないのは、弱者の戦略です。

大企業と同じことをやっては勝てるはずがありません。

タイトルにも書きましたが、社内の「衛生要因」と「動機付け要因」を分けてリストアップし、やるべきことが何かを決める必要があります。

「衛生要因」
例えば、給料が低いと労働意欲は低下し、不満要因になりますが、賃金を高くしても一定以上になると効果がなくなることが分かっています。

「動機付け要因」
例えば、承認されることにより、モチベーションが上がり満足度も上がります。これはお金がかかることではありませんが、効果が大きくなります。

中小企業は、衛生要因では大企業に勝てません。まずは社員満足の向上することで採用活動にも良い影響が出ます。

一度、社員に「なぜ当社で働くのか?」聞いてみてはいかがですか?

何かキッカケがつかめるかもしれませんよ。

※当社では、様々な視点からサポートさせていただいております。
 ご質問があれば、「お問い合わせ」から送ってみてください。

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